上海ディズニーランドとTDRは違いすぎる!? テーマパーク研究者が驚愕した「5つの意外な点」(引用元:cyzowoman)

cyl 2020/10/22 告発 コメント

【その1】なぜかセキュリティが厳しすぎる
 上海ディズニーランドに入園するためには2カ所の大行列を突破しなければいけない。筆者が訪れたのは平日(営業時間は9時から午後9時まで)で、特に混雑する日ではなかったのだが、9時10分に到着したところ、その長蛇の列に愕然とした。

第一の関門は手荷物検査で、警備員がバッグの中身を確認しないとゲートには入れない。次の行列は入口のチケット販売なのだが、東京と違い、上海ではこの第二関門で、中国人は国民ナンバー、外国人はパスポートを見せ、事前にネットで申請しておいたナンバーと一致しなければ販売してもらえず、入園できないのだ。東京では入園の関門は1つだけなのに、上海では2つあり、両方とも時間のかかる方法をとっているため、筆者は入園までに1時間10分かかり、入園したとき10時20分であった。勘弁してほしい。上海の治安は良いので、ここまでする必要はない。

 しかし、そんな厳重なセキュリティにもかかわらず、パーク内外に「行商」「物売り」「ダフ屋」が何人かいて驚いた。ディズニーランドに入り込み、警備員の目を盗んでミニーマウスの耳のカチューシャや何かのチケット(ファストパス等の優待券や前売券か)を販売していて、ある意味「さすが中国」といった風景であった。

【その2】実は東京ディズニーランド並みに混んでいる

 香港ディズニーランドが空いていて快適に乗れることで有名なため、上海ディズニーも同じように空いているのかと思って行くとガッカリする。筆者は事前予想の5分の1くらいしかアトラクションに乗れなかった。

 アメリカの調査会社TEAとAECOMの調査によると、上海ディズニーランドの2016年の入場者数は560万人。6月オープンなので半年で560万人なら年間1100万人くらいだろう。同年、東京ディズニーランド(TDL)が年間1654万人、東京ディズニーシー(TDS)が1346万人なので、上海ディズニーランドは、東京の約7割のゲスト(客)。でも、アトラクションの待ち時間は東京の約8割と、ゲスト数に比べて“長い”と感じるのだ。

 その理由は、まず「東京よりアトラクションが断然少ない」から。ディズニーランドは、故ウォルト・ディズニーの方針により、最初は小さく作り、用地を広げていってアトラクションを追加し、大きく成長させていく。最初に資金難に陥り、結果的に小さく作るしかないため、新しいディズニーランドほどアトラクション数が少なく、人が集中してしまうのだ。

 次に、「パレードよりも乗り物に乗りたい人が多い」というのもその理由だ。おそらく上海のゲストの大半が1~2回目の来園であるのに対して、東京のゲストは1回目の人もいるが、5回以上、10回以上、20回以上、50回以上の人がざらにいて、乗り物よりもパレードやショーに時間を費やす人も多い。つまり上海のゲストは東京のゲストより乗り物を重視しているのだろう。そのため10月の平日で、人気アトラクションは60~120分、それ以外は15~40分待ちであった。

【その3】入場料、グッズ、飲食、全て高い!

 上海ディズニーのさまざまな料金を東京と比較してみよう。入場料は大人370元(約6,660円)。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーはそれぞれ7,400円なのでこの部分は少しお得だが、上海ディズニーはシーズン価格および休日価格を導入している。土日祝日と夏休み中などのハイシーズンは499元(約9,000円)なのである。

 飲食は、フードコートでハンバーガー、フライドポテト、ペプシ等のソフトドリンクで約1,400~1,700円が最多価格帯。中華の肉か魚の炒め物、青梗菜など野菜の炒め物とご飯、ソフトドリンクのセットも同価格で、これは東京と同じくらいである。

 ポップコーンバケットは東京より安いが、東京のポップコーンバケットは豪華(ちなみに東京よりポップコーンのワゴンが少ない)。上海ではチュロスなど食べながらディズニーで遊ぶ習慣がほとんどなく、間食している人が少ないのだが、その理由は高すぎて買う気にならないからだろう。もっと薄利多売にしたらどうか。

 ちなみに、上海市一の繁華街「人民広場」駅の周辺(東京で言うところの新宿)にあるデパート「福来士広場」6階のフードコートでは、一食600~1,200円くらい。最多価格帯700~800円で、東京と同じかそれ以上である。上海ディズニーのフードコートでの一食は市街地の綺麗なフードコートに約2倍とあって、非常に高額な食事だ。上海市内の平均年収が100万円ちょっとと考えると、富裕層しか来場できないのではないだろうか。日本人にとっては、「日本より安く楽しめる」と思って行くと失敗する。

【その4】ディズニーの世界観&キャラクターに興味なし

 の建物は雑なイメージがある。突貫工事によって、後で事故や倒壊が起きたと上で見かける。ところが、上海ディズニーはアメリカのディズニー社が監督し、監視したため、造りは丁寧なのだ。

 ただ、建物は新しくて綺麗だが、キャストの質が東京の足下にも及ばない。キャストのやる気もホスピタリティも低い。ゲストのいる前でキャストたちが堂々とおしゃべりと「きゃはは」という高い笑い声が響くなど、東京ではあり得ない。しかもゲストが途切れているわけでもないのに。施設が立派なだけに「仏作って魂入れず」といった印象である。

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