東京ディズニーR「ミッキーとミニーの顔」はどう変わった? 顔面評論家が「新旧」を徹底分析(引用元:cyzowoman)

cyl 2020/10/27 告発 コメント

ミッキーの目が変わり、大人っぽい顔立ちに

 ミッキーとミニーは、1928年公開のディズニー制作の短編アニメーション作品『蒸気船ウィリー』でスクリーンデビュー。それから約100年、全世界から愛されるキャラクターとして不動の地位を築いている。池袋氏はまず、なぜミッキーとミニーは、世界中の人々から愛されるのかという“基本の部分”を解説してくれた。

「人は、“笑顔”という表情を、『口角が上がっていること』『目尻が下がっていること』『頬が隆起していること』の3つの大きなポイントから判断しています。ミッキーの顔で最も特徴的なのは頬が隆起している点で、これが見る者に『常に笑顔』という印象を与え、愛される理由になっているのでしょう。ちなみに、アンパンマンやくまモンは、頬に丸を描くことで“隆起”を表現しています」

 この判断基準は“世界共通”というだけに、ミッキーの顔は誰の目にも“笑顔”に映るそうで、新旧の顔を比較しても、頬の隆起の部分は変わらないように見える。また、ミッキーとミニーはともに、眉と目の間が非常に広いのも特徴的で、「穏やかな印象を与える」とのこと。ちなみに選手として活躍したさんの顔にも同様の特徴があり、「実は彼女は、眉と目の間隔や額の感じがミッキーに似ている」そうだ。

 では、新旧でどこが変化したのだろう。まずミッキーに関して、池袋氏は「目元」に着目した。

「人間が人の顔を見たとき、最もパッと印象に残るのが目元。私もミッキーの新旧の顔を見た際、最初に目元が変わったと注目しました。旧は丸みのある、キャラクター的に可愛らしい目ですが、新の方は縦長の目になり、白目に対して黒目が下寄りに、さらに目の上の白目部分が大きくなり、旧に比べてやや冷たい印象になっていると思います。また、顔全体で見たときの黒目の位置は変わっていないようなのですが、目の形が縦長になったことで、目そのものが顔の上の方に位置し、新の方が大人っぽい顔立ちとなっています」

 赤ちゃんは、顔の真ん中辺りに目があるが、成長とともに、その位置は上がってくる。そのため、目の位置は、下にあればあるほど、子どもっぽい印象の顔になるという。

「ミッキーの目元でいうと、眉間も変わりましたね。旧より新の方が閉じていると思うのですが、眉間は開いている方が人を受け入れる印象になります。目元に関してだけいえば、新より旧の方が可愛らしく、親しみやすい顔をしていると言えるでしょう」

 逆に、口元に関しては、新しい顔の方が親しみやすさを覚えるそうだ。というのも、旧の顔は口の上部が直線だが、新の顔は曲線を描いているので、可愛らしくなっていったという。各パーツにそれぞれ変化はありつつも、顔全体で見たときに、過度に大人っぽく/子どもっぽくなりすぎないよう、絶妙なバランスの仕上がりを目指したのかもしれない。

ミニーの鼻は、時代背景を反映している?

 一方でミニーの顔はどうだろう。目元に関しては、ミッキーと同様の変化が見られるというが、特に気になったのが「鼻」だそうだ。

「旧より新の方が、鼻が大きくなっています。ミッキーの鼻が若干小さくなっているようにも見えますが……『2人の鼻のサイズに差がなくなった』のは確かでしょう。鼻というのは、大きい方が大人顔/男顔、小さい方が子ども顔/女顔になり、ミニーは鼻が大きくなったことで、『主張の強い顔になった』と言えます。女性が社会進出を遂げ、社会における性差がなくなってきたという時代背景が、ミニーの顔に反映されているとも考えられます。しかし、鼻の主張が増したのを和らげるためか、光沢のある黒からマットな黒に色を変えているんですよね。さらに、眉尻が下がったことで協調性のある印象も与えており、顔全体のバランスが取れていると思います」

 そして、ミニーの変化で最も目立つのは、アイシャドーと口紅がなくなったことだと池袋氏。これにより、ミッキーとミニーの顔の大きな違いは「ま つげの有無くらい」に。「ブルーのアイシャドーや赤い口紅は、日本においては、大人っぽさや海外の女優をイメージさせますが、一方で、時代遅れの印象にも。また、ナチュラルの方がより幅広い年齢 層の人に好まれる傾向があるのでは」という。

 ミッキーとミニー、それぞれの大きな顔の変化について見てきたが、池袋氏は「ほかにも細かいところで気がついたところがある」として、以下の点を挙げてくれた。

「特にミッキーなのですが、旧の鼻が上向きで、新の鼻は低くなっています。旧は正面から見たときに、目が隠れるくらい鼻が上向いていたのですが、低くなったことにより、子どもっぽい可愛らしい印象になったと思います。また、ミッキー、ミニーともに、新になって笑い方が変わりました。旧は、口全体で大きく笑っている感じでしたが、新は口の一部、舌だけしか見えていません。口の中をあまり見せない方が上品な印象になるんです。いわゆる皇室スマイルや仏像などに見られるアルカイック・スマイルも、口の中を見せませんよね。それから、これもミッキー、ミニーともに、顔の黒い部分が減りました。具体的に言うと、顔全体を見たとき、新は旧に比べて、輪郭や口の縁取り、目の大きさなどの黒い部分が少なくなり、肌色の部分が多くなっている。よりキャラクターっぽくない、人間味のある印象になったのではないでしょうか」

新しいミッキーとミニー、最大の魅力は「口」

 そんな新しいミッキーとミニーの顔だが、池袋氏は、最大の愛されポイントは「口」と断言する。

「先ほども述べた通り、口が曲線を描くようになったことで、親しみやすさや可愛らしさが増し、旧より新の方がよりいい顔になったと思いました。それから、ミッキーとミニーの新しい口元には、はっきりとした『モテモテ口角ライン』があるんです。これは、口を結んだ際、口角がキュッと上がって唇の両端に長くできる線のことを指し、なかなか珍しい“愛され顔” の要素なんですよ。以前私が『バイキング』(フジテレビ系) に出演した際、YOUさんの顔をわかりやすく説明するのに、ディレ クターの方が考案してくださった名前なのですが、当時MCだった三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのNAOTOさんもモテモテ口角ラインの持ち主でした。あと、King&Princeの永瀬廉さんにも、このラインがあります」

 人の印象を決定付けるのは目元と言われ、アイメイクに力を入れる女性も多いが、「実は口元も大事」とのこと。「モテモテ口角ライン」により、新ミッキーとミニーの顔は、老若男女から愛されるはずと池袋氏は指摘する。

 ディズニーファンの中には、「旧の顔の方が良かった」と漏らす人もいるようだが、新たな顔の魅力についても、ぜひじっくり考えてみてほしいものだ。

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