東京ディズニーリゾートを「マインクラフト」で再現するプロジェクトが、Twitterで注目を集めています。現在はディズニーシーが完成目前。先行して公開されたが、本物そっくりだと大好評です。
この掲載サイズだと写真と見間違うクオリティ
投稿主のMasa()さんが、仲間とともに2016年から取り組んでいるプロジェクト。あまりの完成度に、パークを象徴する画像1枚だけでも「一瞬写真かと」「手前の角張った部分でやっとマイクラと気付いた」「昔家族で行ったときのことを思い出してうるっとした」と感動を呼んでいます。
プロジェクト用のアカウント「TDR再現()」では、制作過程や各アトラクションも公開。途方もないスケールと作り込みをじっくりと見られます。
。これはまだ基礎工事のような段階
シー・ステーションや駐車場が組まれて……
引いて見ると、広大なパークを全体的に作り込んでいると分かる
中に入ると、あのでっかい地球儀が
細部の作り込みに感心
水面もまた美しい
の演出もすてきです
Masaさんを取材したところ、本格的な制作開始は2017年8月のこと。先に着手したディズニーシーは一部のアトラクション内部を除いてできあがっており、2020年8月には完成予定。2020年5月からはディズニーランドおよびパーク周辺の作業も始まっており、現在は総勢35人で日々制作を進めているそうです。
。シーの隣にランドが構築されつつある
。現地と同様に同じ縮尺で再現している
はほぼ完成
も再現度ばっちり
夕暮れどきがきれいっ!
アンバサダーホテルなどのまで作り込んでいます
制作にあたっては、GoogleEarthを参考に建造物を構築。細かい装飾部分については、YouTube等の映像や、メンバーが各自現地で撮影した写真を元に再現しているそうです。
作業は補助ツールを一切使わず、1つ1つメンバーが手作り。完全再現を目指すうえでは、少々のズレが問題となります。30人以上が分担して作っているため、1つのズレが他のメンバーの作業に干渉することも。「そんなとき、せっかく作ったものをクオリティのために作り直すのは、必要な選択とはいえ複雑な気分になります」と、Masaさんは苦笑まじりに語りました。
そんなMasaさんがプロジェクトで重視しているのは、参加者同士のコミュニケーション。ディズニーとマイクラを趣味とするメンバーが、ネットを介して楽しく関われるコミュニティを追求しているそうです。
「そうして年齢や所在に関係なく、盛んに交流する関係の下に、私たちのワールドの芸術性は存在すると思います」と、Masaさん。ワールドは「観光企画」として不定期に解放しているので、体験したい人はを追ってほしいとのことです。