おとぼけの愛されキャラ、グーフィー
犬をモチーフにされた、人気ディズニーキャラクター、グーフィー。プルートとは犬がモチーフにされているという共通点を持っていますが、プルートとは異なり擬人化されているキャラクターです。
のんびりとした温厚な性格で、失敗ばかりしてしまうおっちょこちょいで少々おバカな性格が魅力のグーフィーについてのトリビアを紹介していきます!
1.改名してグーフィーになった!?
1932年、ディズニーはグーフィーの前身となるキャラクターを生み出しますが、その時はディッピー・ダウグという名前が付けられていました。
1939年、『グーフィーの釣天狗』という短編作品で公式にグーフィーという名前が与えられました。
2. グーフィーは牛だった!?
グーフィーと言えば擬人化された犬のキャラクターですが、ディッピー・ダウグからさらに遡ると犬でさえありませんでした。スコットランド生まれの牛のキャラクターで、ディパルワ・ダワラという名前だったそうです。
犬のキャラクターになった後も自分のルーツにはあらがえなかったようで、グーフィーは牛のキャラクター”クララベル・カウ”に恋をしてしまいます。
3.グーフィ―はレアなキャラクター!?
ミッキーマウスグループの中で、唯一息子がいるキャラクターがグーフィーです。他のキャラクターたちは甥っ子や姪っ子はいますが、自分の息子はいません。
4.コミック版のグーフィーはブルーが好み!?
グーフィーのトレードマークのハットはグリーンに黒のラインが入ったものが一般的になっていますが、コミックで描かれる時は大抵ブルーのハットが描かれています。
5.ベストの色の法則!?
グーフィーにとって、ベストもまたトレードマークのひとつになっています。映画やアニメでは黒いベスト、テーマパークでは黄色いベストを身に付けることが多いようです。
6.ディズニー映画に声でカメオ出演していた!?
『搭の上のラプンツェル』(2010)『ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004)『ノートルダムの鐘』(1996)『ビアンカの大冒険』(1977)など数々のディズニー映画にグーフィーの叫び声が使用されていたそうです。
『シンデレラ』(1950)では、王様がシャンデリアのロープを切るシーンで声が使われています。
7.ディズニー映画に帽子としてカメオ出演していた!?
1992年のディズニーアニメ『アラジン』のジーニーが旅行に出かける前の場面で、ジーニーはグーフィーの帽子をかぶっていました。
8.手の色は作品によって違う!?
日常的に手袋をしているキャラクターのため、手がどんな色をしているのかファンの間で議論になることがあります。
デビュー作『グーフィーの釣天狗』の手袋を脱いだ場面では肌色をしていましたが、他の作品では黒く描かれることもありました。
9.キャンディショップを営んでいる!?
グーフィーはディズニーランドなどのテーマパークでも大人気のキャラクターです。
アメリカのディズニーランドでは“グーフィーズ・キャンディ・カンパニー”というキャンディショップを営んでいます。クリスマスの時期になるとサンタの格好をしたグーフィーが店に現れるそうです。
10.グーフィーのシングルファーザー物語!?
1990年のテレビアニメシリーズ『パパはグーフィー』での描かれ方はそれまでの作品と一線を画していました。
グーフィーは息子マックスを育てるシングルファーザーの設定でした。いつも通りの間の抜けたキャラクター性は残しながらも、良き父親になろうと奮闘する彼の姿が描かれています。
11.グーフィーのお嫁さんは人間?
すでに子供がいることは述べましたが、奥さんもいたことが確認されています。
1950年代に放送されたテレビアニメでは、しっかりとグーフィー一家が描かれていました。奥さんについては、顔がはっきりと描写されることはなかったのですが、シルエットを見ると明らかに人間のものでした。その後、1995年公開映画『グーフィーとマックス ホリデーは最高!!』では、その妻に先立たれたことが明らかになっています。