TDLで起きた感動エピソード 余命1ヶ月のヒーロー (引用元snaplace)

Hisasi 2020/11/12 告発 コメント

その日、私がシンデレラ城で出迎えたのは、まず小学6年生のお兄ちゃんと小学2年生の弟です。そして、そのお父さんとお母さん、親戚で来られたグループでした。この兄弟とご家族がツアーに参加されることを私は事前に知っていたのです。

なぜなら、お兄ちゃんは難病により余命1ヶ月だと宣告されているため、万全の注意を図るようと連絡があったからで、元気になってまた大好きなディズニーランドに行きたい、そして以前、入ったことのあるシンデレラ城で僕も悪いやつをやっつけてみたいと、男の子が希望している夢を叶えてあげたい、それにはどうすればいいだろうと検討した結果、今回は通常のツアーとは別にその彼と家族と一緒に来られたや親戚の方、そして来園中に何かあってもすぐに対応できるように、彼に同行している専属のドクターやナースでの、特別ツアーをすることにしました。

しかし、注意事項として通達されていた内容は、かなりの配慮が求められる内容でした。それは、ドクターとナースやお父さんお母さんと親戚だけがお兄ちゃんの余命を知ってるということだからで、そして、本人もその弟も余命1ヶ月だと宣告されていることは知らされていなかったのです。
ツアー中は、いつもと同じように明るく振舞わなくてはならないと自分に言い聞かせていましたが、目の前にいるお兄ちゃんのことを思うと胸が張り裂けそうななかで、いつもどうりにガイドとしてみんなの案内役として務めました。

そして、ツアーはいよいよクライマックスシーンになり、お兄ちゃんの夢だった悪者をやっつけるシーンです。私はいつも以上に心を込めてセリフを言いました。


『光の剣はきっと次の部屋にあります。勇気と善意と純粋な心のある人なら、その剣を使えるはずです。』


『どなたかいらっしゃいませんか、誰か力を貸してください』


すると、次の瞬間でした。


『そうだお兄ちゃん、お兄ちゃんがやりなよ』


それまで、お兄ちゃんのそばにいた2年生の弟くんが声をあげ、彼の一言につられたようにお父さんやお母さんや親戚の方々も続きます。


『そうだ、お前がやれよ』


『お兄ちゃんならきっとできるわよ。頑張って』みんなの声に勇気をもらったのか、お兄ちゃんは震える声で


『うん』と答えてくれました。

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