今回紹介するのは、怖すぎなのかどうかはわからないが、営業中止となった3つのディズニーアトラクションである。うち1つは日本の東京ディズニーランドのものだ。
1.白雪姫の恐ろしい冒険:マジック・キングダム 1971~1994
米フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにある4つのディズニーパークの内の1つ、1971年10月1日に開園したマジック・キングダムと同時にオープン。白雪姫本人は出てこない。一貫して雰囲気は暗く、おどろおどろしい。観客は暗闇を進む中、甲高い声で笑う魔女に7回も遭遇する。最後に魔女に頭上から大きなエメラルドを落とされ、目の前で漫画の星がぱっと光るのは、観客が魔女に殺されたことを意味している。1994年、このアトラクションはよりマイルドに改良され、何度も出てくる白雪姫は幸せに暮らしましたというエンディングになった。2012年5月末に終了。
2.エイリアンとの遭遇:マジック・キングダム 1995~2003
3.シンデレラ城のミステリーツアー:東京ディズニーランド 1986~2006
1986年7月11日にオープン。観客は、シンデレラ城下にある暗く不気味な洞窟を歩いて回る。途中で、観客はマレフィセントなどのディズニーで有名な悪党たちに遭遇する。一番恐ろしいのは、ディズニー映画『コルドロン』に出てくる巨大なホーンド・キングに出会う最後のシーンだ。彼は観客を脅して殺し、魔法の大釜を使って自分の軍隊に入れてしまおうとたくらんでいるのだ。