1.ジーニー役のバックアップがいた!?
ジーニーは初めから声優を務めたロビン・ウィリアムズをイメージして作られたキャラクターだと言われています。しかし、お金やタイミング、細かな契約など超一流俳優を声優として起用するためにはクリアすべきハードルが様々ありました。
万が一ロビンがジーニー役のオファーを断った時のため、ディズニーはバックアップを考えていました。
ジョン・キャンディ、スティーブ・マーティン、エディ・マーフィ、マーティン・ショート、ジョン・グッドマンなどがジーニー役の候補に挙がっていたそうです。
2.ロビン・ウィリアムズのコメディを参考にしていた!?
ジーニーのアニメーターチームを率いていたのはエリック・ゴールド・バーグという人物でした。ゴールドバーグは初めて脚本を渡された時、監督からロビン・ウィリアムズのコメディアルバムを参考にするようにと言われていたそうです。
初め、アニメーターチームはロビン・ウィリアムズのコメディアルバムを参考にして、ジーニーのテストシークエンスを制作。その後、ロビン・ウィリアムズがその場面の試写に現れたと言います。
ロビン・ウィリアムズがそのシークエンスに可能性を感じたことがひとつの決めてとなり、ロビンとの正式契約に至ったそうです。
3.歌唱力は二の次だった!?
王女ジャスミンを演じたのはリンダ・ラーキンでしたが、ジャスミンの歌唱パートはリア・サロンガが担当していました。
『アラジン』はロビン・ウィリアムズ(ジーニー)中心に構築された作品だったため、歌唱力よりもロビンのパワフルな演技に対応できる能力がキャスティングにおけるプライオリティだったそうです。
オファーをされた時、リンダ・ラーキンはディズニー関係者とこんなやり取りをしていたそうです。
ディズニー関係者:“あなたは歌えますか?”ラーキン:“歌えるけど…プリンセスのようには歌えません”
引用:
4.アラジンが魅力的な理由!?
アラジンはただのハンサムではなくユーモアがあって勇敢、時に狡猾さが垣間見えるところが大きな魅力。アラジンはそれまでのディズニープリンスと一線を画したキャラクターでした。
アラジンを担当していたアニメーター、グレン・キーンは白雪姫や眠れる森の美女がなぜプリンスと恋に落ちるのか疑問に思っていたそうです。
グレンはアラジンがただのシンボルではなく、ジャスミンが恋せずにはいられないキャラクターとして描くことを心がけていたそうです。
5.アラジンのモデルになったハリウッドスター!?
制作初期段階の時、アラジンは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』マーティン役として知られるマイケル・J・フォックスを参考にデザインされていたそうです。
しかし、ディズニーはフォックスでは子供っぽ過ぎると感じて方針転換していました。その後アラジンのモデルになったのはもっとセクシーなイメージのトム・クルーズだったそうです。
6.ジョー・ペシがイアーゴを演じる可能性があった!?
皮肉屋のオウム、イアーゴの声優を務めたのはギルバート・ゴットフリートですが、元々はダニー・デヴィート(『ツインズ』)ジョー・ペシ(『グッド・フェローズ』)がファーストチョイスだったそうです。
ふたりがオファーを断ったため、ギルバート・ゴットフリートがイアーゴの声優を務めることになりました。
7.アラジンはDJの恋人!?
アラジンの声優を務めたのはスコット・ウェインガーです。スコットはアメリカの大人気シットコム『フルハウス』でDJの恋人役を演じていた俳優です。
『フルハウス』のディズニーランドに出掛けるエピソードで、スコットがDJの恋人とショーのアラジン役で登場していました。
8.20パターンのジーニー!?
ロビン・ウィリアムズは超一流俳優のため『アラジン』のレコーディングに割ける時間はごくわずかでした。限られた時間で効率的にレコーディングを進めるため、ロビン・ウィリアムズはひとつのセリフを複数パターン演じ分けてジーニーの声を吹き込んでいました。
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