近年、ディズニーヴィランズ人気が高まり、東京ディズニーリゾート内でもディズニーヴィランズに焦点を当てたイベントが実施されるなどただの悪役ではなくなっています。
彼らにも色々なエピソードが隠されていることをご存じですか?
今回は人気のディズニーヴィランズの中から10人のトリビアやエピソードをご紹介したいと思います♡
ディズニーヴィランズとは
ディズニーヴィランズとは
そもそもディズニーヴィランズって何?って思う方もいるかもしれませんが、ディズニーヴィランズとは簡単に言えば、ディズニー作品内の悪役になります。
しかしディズニープリンセスのようにきちんとした線引きがなく、あの人もディズニーヴィランズ?と疑うようなキャラクターもいます。
パレードやCDアルバムなどで公式にディズニーヴィランズと認定されているキャラクターもいますよ♪
ディズニーヴィランズの多くが赤、黒、紫などの衣装を纏っていることもポイントです♡
そして、ディズニーヴィランズは転落して最期を迎えるキャラクターが多いことも有名なんですよ。
ディズニーヴィランズ①:マレフィセント
マレフィセント
ディズニーヴィランズの中でオピニオンリーダーと呼ばれているのがマレフィセントです。
マレフィセントは『眠れる森の美女』の悪役であり、魔女らしい服装に頭に2つの角が生えているのが特徴的ですよね。
この特徴的な外見には細かい設定があり、角は悪魔、襟はコウモリ、ローブはイラストレーターが中世チェコの衣装をモチーフとして考案したものと言われています。
オーロラ姫の誕生日に招待状がもらえなかったことに怒り、オーロラ姫に呪いをかけてしまう恐ろしいキャラクター。
ちょっと意外ですが、よくよく考えてみると女性の悪役も男性の悪役に劣らず結構個性的な顔ぶれなので、納得してしまいますね。
ちなみにマレフィセントはラテン語で”maleficenta(悪行)"という意味で、原作とは異なる名前になっているようですよ。
世界中のディズニーパークで行われていた『ファンタズミック!』の公演でもクライマックスで出てきたり、マレフィセントを主役にした実写映画『マレフィセント』、ゲームの『キングダムハーツシリーズ』にも悪役のリーダーとして出演していたりとディズニーヴィランズの中でも非常に人気が高いことが分かります。
登場作品:眠れる森の美女
ディズニーヴィランズ②:ウィックド・クイーン(女王)
ウィックド・クイーン(女王)
ウィックド・クイーン(女王)は、ディズニー最古の長編アニメーション映画、『白雪姫』に出てくるヴィランズ。
「鏡よ、鏡、この世で一番美しいのは誰?」というフレーズで有名であり、白雪姫の継母です。
とにかく自分が一番美しいと信じてやまない性格で、自分より美しいと言われた白雪姫を老婆に化けて毒リンゴを食べさせて殺そうとするのですが、実は原作であるグリム童話ではなんと3度も白雪姫を殺そうとします。
1度目は老婆に扮して白雪姫に腰ひもを売りつけ、腰ひもを付けてあげる振りをして締め上げて殺そうとします。
2度目は毒を仕込んだクシを白雪姫の頭に刺します。
3度目はお馴染みの毒リンゴを食べさせて殺そうとします。
白雪姫は1度目と2度目は小人たちに助けられ、3度目は王子様に助けられ、ウィックド・クイーンの計画は全て失敗に終わってしまいます。
ちょっぴり可哀そうな気もしますね。
ちなみに2003年にアメリカ映画研究所が発表した「アメリカ映画100年 ヒーロー&悪役ベスト100(AFI's 100 years… 100 Heroes and Villains)」でなんとトップ10に選ばれているほど人気が高いんですよ♪