ポケモンを探しに行って、子猫を拾った 少年と猫は家族になる(引用元 sippo)

Hisasi 2020/08/12 告発

 ポケモンGOで遊びに出かけた中学生が、子猫の鳴き声を聞きつけた。声は車の下からするが、おびえていて出てこない。その場で、スマホで検索し、見つけたアプリを使ってみると、かわいい子猫がそろそろと現れて……、子猫は少年と家族になった。

   昨年9月の土曜、神奈川県横浜市。台風が近づき、小雨が降っていた。中学2年生のはやて君は、前月に買ってもらったばかりのスマートフォンを手に、近所の公園に向かった。

   屋外でポケモンを集めるゲームアプリ「ポケモンGO」で遊ぶためだ。公園でポケモンを見つけて、見事ゲット。その直後だった。どこからか、子猫のかぼそい鳴き声が聞こえてきた。

「ポケモンを1匹捕まえた後に声が聞こえてきたんだ。声を録音してあるよ」

 手にしたスマホで、その時に撮った動画を見せてくれた。車の下から猫の声が「ミュウ、ミュウ」と聞こえてきた。まだ幼い猫のようだ。だが、車の下をのぞきこんで「おいで」と呼んでも、怖がって出てくる気配はなかった。

   そこで、はやて君、その場でスマホを使って「猫の探し方」を検索。「キャットピアノ」というアプリが、猫を呼ぶのに良いと紹介されていた。早速インストールしてみた。アプリの画面の鍵盤を押すと、辺りに「ニャーニャー」と猫の声が響いた。

   すると、その声に反応するように、車の下から子猫がはい出てきたのだという。母のみどりさんにLINEで連絡したが、忙しいのか反応がない。だが、すでに心は決まっていた。

「捕まえるしかないじゃん」

   子猫が濡れないように、自分が着ていたパーカーを脱いで包み、家へと急いだ。

 

保護当日、ペットボトルにお湯をいれて湯たんぽに…(提供写真)

 

母の実家にはいつも猫がいた

   母のみどりさんが振り返っていう。

「連れて来た子猫を一目見たら、もうかわいくて、かわいくて。息子を怒ることもできない。仕事中の主人には『いったん預かるわね』と報告しましたが、できれば私も飼いたいと思いました(笑)。息子はきっと、ダメといえない私の気持ちを見抜いていたんですね」

 みどりさんは、もともと猫好きだ。九州の実家では、それまで何匹も猫を飼ってきて、帰省するたびに、子どもたち2人もかわいがっていた。そこで数年前、今のマンションに引っ越してから、「猫が欲しいね」と家族で話すようになっていた。

「飼うなら保護猫がいいと思い、子どもと一緒に保護猫カフェにも行ってみました。でも何度目かの時、娘の目にかゆみが出てしまい、猫を飼う話が途絶えていたんです」

 

リビングを歩くこさめ、今は家族の中心

 

「子猫、どうした?!」「超かわいい!」

 弟が子猫を拾った日、高校3年生の長女はるかさんは、修学旅行で沖縄に行っていた。その日に帰る予定だったが、台風で飛行機が欠航し、足止めをくっていた。

「弟から『子猫を拾った』とLINEでメッセージが来て、『え?』と思ったけど、台風の影響でスマホがうまくつながらなくて、『子猫、どうした? 続きは?』とやきもきしていました(笑)」

 一方、はやて君は、その日のうちに自分で調べて、子猫を動物病院に連れて行った。

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