ディズニーで起きた奇跡

Teng 2020/10/26 告発 コメント

主人の上司のA課長は、病気で子供を失いました。お子さんは当時5歳。原因は分かりません。不治の病だったそうです。Aさんも、Aさんの奥さんも絶望の淵に立ったそうです。あまりにも辛すぎる出来事に精神的ダメージを受けた奥さんは、突然Aさんに皿を投げつけたりなどのDV行為を行ったそうです。Aさんは事情が理解できていたので、黙って見守っていたそうです。

我が子を失った思いというのは、自分さえ深く深く傷ついている。ましてや、奥さんは自分が仕事でいない間もずっと一緒だった。たとえば入院してからも、自分は仕事で病院に行けない日があったのに、奥さんはずっと通っていたわけです。Aさんも悪いなあと思っていました。

その時点では、いずれ退院したら、どこかに連れて行こうか、奥さんと子供はディズニーが好きだから、ディズニーへ連れていけばいいや、と軽く考えていたそうです。その矢先のお子さまの突然の天界。Aさんも自分の過ちにやっと気づいたそうです。その時、その一秒でも子供と奥さんと共に接していれば、わずかな時間でも共有していれば、たとえ結果は一緒だったけれど、過程は全然異なる。そう自責の念に駆られたと言います。

子供を失った夫婦というのは、とてつもなく大きな暗い穴が広がるそうです。我が子をうざったいと思う時もありますが、いざ、最初からいないと仮定すると、それは考えられない。失う、消えるという事態が突然自分の子供に起こることはとても理解できないと思います。そういう場面にAさん夫妻は直面したのです。

その後は毎日が夫婦喧嘩。一方的に奥さんが罵るわけですが、Aさんも耐えてるんでけども、悪いとは思いながらも、時折言い返してしまっていました。Aさんと奥さんは精神的にボロボロに崩れ落ちていました。

当時そのA課長は、私の旦那を送ってきた際に「きみの子たちは元気だね。それは結構幸せな事なんだ。ゼロになるというのは本当に信じられないことなんだ。気が狂うよ。」と言っていました。涙目でした。あとあと話を聞くと、実際に、備長炭を用意していたそうです。死ぬ一歩手前でした。

そんな時な話です。

「ディズニーランドに行ってみようか。」

そう思ったA課長はその考えを奥さんに言いました。なぜならその日は生きていれば我が子の誕生日だったからです。それに、子供は病院で息を引き取る前に、ミッキーのぬいぐるみを抱いていたほどディズニーが大好きだったんだそう。Aさんは、子供が亡くなるまで毎年、ディズニーランドで子供の誕生日を祝っていたのです。今年も生きていれば当然ながら行っていました。我々の家庭ではお決まりのイベントだった。それを思い出したんです。それで一周忌に子供との約束は守ろうと思いました。

Aさん夫婦はディズニーランドに行きました。ディズニーランドへ到着してすぐは後悔したそうです。すれ違う親子連れやミッキーの帽子をかぶってじゃれ合う親子連れ。ディズニーランドには親子連れがたくさん遊びに来ています。きっと我が子と同い年であろう子供を見るたびに涙がこぼれそうになったそうです。なぜなら我が子も一緒にディズニーランドへ来ていれば、他の親子連れと同じことをしていたわけです。ふと子供の手の温かさを思い出したそうです。

『パパ、ママ。』

亡き子供の声を何万回も聞いたそうです。もし、自分の子供が生きていたら、こんなふうに乗り物に乗っていたんだろうか。こんなものを一緒に食べて喜んでいたのかなあ。ディズニーランド内を歩くたびに亡くなった子供の笑顔ばかりが頭に浮かんだそうです。

Aさんは「来なければよかった。」と思ったそうです。奥さんも同じことを考えていたのか、Aさんを睨み付けるばかりでした。「帰ろうよ。」そしてさらに「あなたは私に悲しみを与えるばかり。」「最悪の夫だよね。」とも言われたそうです。

Aさんはふと、そんな奥さんを見て思ったそうです。自分と一緒にいるから彼女は子供のことを思い出し、救いようのない泥沼から這い上がれずにいる。そしてそれは自分も同じだ。お互いに幸福になるにはどうしたらいいか?

導き出した結論は離婚でした。子供を亡くした親は必ず離婚を意識するそうです。理由はこれ以上子供のことを思い出して、互いに傷つきたくはないから。それが天国にいるであろう、我が子に対しての償いだと・・・。

真剣に離婚を考えながらもA課長は、予約してあるレストランへ向かいました。そこではお互い、言葉は交わすことはなくても、これが一緒に取る最後の食事であることはなんとなく、感じていたんだそうです。子供が生きていたらきっと喜ぶであろう、ミッキーマウスのショーを見ることができるレストラン。これが最後の晩餐になるんだろうなぁ、と夫婦共に考えていたそうです。

引用元:https://snaplace.jp/disnymagic/,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。jpanyelse@gmail.com

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